お出掛けした先で

彼が自分の車の写真を撮ろうとした

これはよくあること

以前は邪魔しちゃいけないなって思って

すぐに車から離れたり隠れたり

とにかく彼に写真を撮ってもらったことはない

私のスマホには2人の写真はいっぱいある

記念日にレストランの方に撮って貰ったり

観光地で2人寄り添って自撮りしたり

でも今回はふざけて

彼が撮ろうとしてる瞬間

車の前に立ってみた

きっと、そこいたら撮れないやろーとか

こっち来てとか言うと思った

そしたら意外

彼がええよ撮ったるって言う

え？耳を疑った

撮ったよって言うから画像を見せて貰った

首から上がなーい

今でも私と目を合わすのが恥ずかしい彼

目を合わせてって言うと0.５秒くらいがやっと

スマホ越しでも対面で顔見れないんかーい

次は背中を彼に向けて車の前に立った

今度はちゃんと全身写してくれてる

ほんとにシャイな彼

次の日

仕事中彼からのLINE

昨日の顔なしと後ろ姿の私の写真送ってきた

私がびっくりするよって返すと

イヒヒって嬉しそう

そんな彼が愛おしい

私の休みの日

彼も有給取ってくれた

でもどこかに行く約束もしてないから

家でまったり過ごすかなって思って

普段着で彼の家に着いて彼に電話

ガレージのシャッターがゆっくり開いてくると

お出掛け着の彼が現れた

えーお出掛けするの？

聞いてないから私こんなかっこうだよ

どこに行くかと相談

私が前から食べたかったある県の郷土料理を提案

そのお店がある街へ向かう途中

私の家に寄ってもらってお着替え

デート服にチェンジして出発

予想以上の美味しさとボリュームで大満足

いつもならこの後スイーツだけど

お腹いっぱいで入る余地なし

少し街を歩いたけどあまりの寒さで

地元の百貨店の催事に行きたかったので

すぐに地元へ戻った

食べただけで戻るなんて初めてで

いつも暗い帰り道がまだ明るくて新鮮だった

地元の百貨店

うちから1km圏内

平日でみんな仕事中のはずだし

マスクしてるし手繋がなきゃ大丈夫かなって

彼と一緒に催事見て回って

私の食べてみたかった地方のスイーツを購入

帰ってから彼の家で食べようと思ったけど

お昼ご飯からまだお腹空かなくて

今日はそれぞれが家で食べることにした

お泊りできたら次の日一緒に食べられるのに

1日だけのデートって中途半端で面白くない

彼もそう思ってくれてるかな？

帰る寸前に

彼が頭痛するっていうから

肩周りを少しマッサージしてあげた

いつも私が肩凝りから頭痛するっていうと

彼はマッサージしたるわって言ってくれて

その言葉と行動が凄く嬉しかった

だから私も同じように彼にしてあげた

ずっとずっといくつになっても

お互いマッサージし合う関係でいたい

連休なのに彼とデートできないので

友達の家でおしゃべり会したあと

彼の家でリクエストの煮物を作ってるところ

ひとりだと寂しい

日頃彼と2人でどういうふうに過ごしているか

思い出してみた

家ではリビングにいる時がほとんどで

ごはんやお茶のあと

ダイニングテーブルのところで

おしゃべりするときは手を繋いで

そのあとソファに移動して

テレビや映画観る時ももちろん手繋ぎ

手を繋いでるときはたまにチュッチュする

彼からはない

いつも私主導

私がしたい時に顔近づけるとチュッて

軽いチュッチュは数えきれないくらい

私がしたいだけする感じ

私が自分の家に帰る前だけは

深いチューをしてくれる

それ以外の時はなぜか嫌がる

1階から2階へまたは逆を2人で移動する時は

電車ごっこで彼が私の腰に手を添えて

シュポシュポ状態で移動

立ちあがってるときは

私が手を広げる

そしたら彼も手を広げてハグ

私がクルッて後ろ向いてバックハグ

からの私の右耳に彼が頬をくっつけてくる

私の右耳からゾワゾワが全身駆け巡って

変な声出ちゃう　笑

同じ空間にいる時は

片時も離れたくないって感じだけど

彼がガレージにいる時はほったらかし

私は私で好きなことをする

趣味ごとにはつきあってられない

お家がないときは

彼がそれをしてる時訪ねて行って

傍らで見てたんだけどね

それだけで会えるってことが嬉しかった

いつでも会えるとなるとそんな感じになるのよね

家事はできる方がする

気づいた方がするって感じ

食事は彼は作れないからそれだけは私がするけど

洗い物はほぼ彼

一緒にベッドで眠る時

手を繋いだり腕枕をしたり

これも私主導

離れたい時は背を向けたり

彼にくっついてると安心感からか

すぐに眠ってしまう

とても気持ちいい入眠

彼との楽しい過ごし方

これからも増やして行きたい

記してると彼帰宅

ガレージまで行ってお帰りなさい

帰らなきゃいけないことを伝えると

もう帰っちゃうの？って

彼は寂しそうに言う

本当は帰りたくない

でもここで帰らなきゃ帰り辛くなる

それは言わずに

うんもう帰るねってバイバイした

今週は2人でゆっくりする時間が少なかったから

来週は満足できる週末にしたい