休日3日目

近場とはいえホテルに泊まり

観光もしたので疲れていたのか

が覚めたのは10時過ぎ


それから朝のルーティンをしっかり済ませ



私が作った

いつものモーニングを食べ

更にお土産で買ってきたスイーツを食べ


それから2人でソファに座りテレビを観ながら

ゆっくり過ごす



その時ほとんど彼にしがみついてる私

親猿ににつかまる小猿のごとく

どこにも隙間がないように

べったりくっついてる


彼はされるがままの時と

鬱陶しがる時があって



同じことを私にしてみてって彼に言ってみた


いやや〜と言いながらも

鬱陶しく私にしがみついてきて

フガフガ言ってくる



わぁ鬱陶しいー

こんなん毎回されたら嫌やわ

でも週に一回くらいはして欲しいかもなぁ



普段彼からベタベタしてこないから

たまにはアリかもね



それから夕方までずっとその状態

彼の日々の買い物をしにスーパーに行って

あとはバイバイ



最初はどうなるかと思ったけど

意地になってたもやもやも晴れて

楽しい3日間になって良かった



ありがとう

休日2日目 モーニングからの紅葉狩り

朝の7時過ぎ

彼に起こされる


いびきかいてたから起こしたよって


そう、お互いいびきや歯軋りしてたら

起こすことって言い合ってる



普段そんなに起こされることないから

やっぱりアルコール入るとかくのかな



モーニングは9時半くらい予定で8時半にアラームかけてある

まだ1時間もある

さぁどうする?

彼にべた〜っとくっついてみた


もう少し眠りたいそうで

私は目が覚めてしまったから

彼が起きるまでテレビ観ながらだらだら




モーニング

これが今回一番のお楽しみ


予想してた以上に良かった

ひとつひとつの料理が凝ってて

朝からスパークリングワインまであるの?

さすがよね


飲み物とパンはビュッフェ形式だから

彼が何が欲しい?って聞いてくれて

持ってきてくれる

朝から大サービスだね



クロワッサンが凄く美味しくて

おかわりしちゃったよ

あまりにも美味しかったから

またモーニング食べに来たいくらい


窓の外は私たちの部屋と逆の風景

17階からの朝の街並み

彼と観ながら美味しいものを頂く幸せ




モーニングを食べて部屋に戻る

チェックアウトまでまだ1時間半ある


化粧してるからもう彼と

お顔近づけてイチャイチャしたくないな〜

ってことで今回のお泊りも何もなし



結局テレビ観ながら

ホテルのお部屋でゴロゴロ



このホテルに泊まってみたかったから

チェックアウトぎりぎりまで満喫



その時彼に今からどこに行く?

って聞いて返事を待たずに

あの紅葉の名所に行きたいっておねだり



毎年行ってるとこで

今年この日を逃したら行けない



今回そんな話全くしてなかったのに

彼はよし行くかと軽く一言



チェックアウト後私たちの住む街を通り越し

隣の隣の府まで高速で車を走らせて

久しぶりの街に到着



着物来た若いカップルや女の子たちが

たくさん歩いてる

この街に来たって感じするよね



私が行きたかったお寺近くの駐車場に停めて

早速紅葉狩りに出発



その辺り一帯

名所と言われるだけあって観光客だらけ


たくさんの人とすれ違うのも

紅葉狩りらしいというか

普通の生活に戻ったような錯覚で

更に楽しい気分になった



ひと通り紅葉を楽しんだあと

中心部へ戻り

ちょっと早いけど大好きな中華料理屋さんへ夕ご飯の予定で向かう

まだ5時過ぎなのに既に列が出来てる


一番後ろにつき列が動くのを待つ

寒い寒い雨も降ってきた

来る時にコンビニで傘買っといて良かった


にしても寒い

こんなに寒い中待つのも限界がある

気持ちを奮い起こして待つこと1時間

やっと私たちの番が回ってきた


あー辛かったよ

よっぽど彼にもういい

やめよって言おうかと思ったよ


中は暖かくて

いつも頼む大好きなアレとアレ

そして他にも数種類

美味しく頂きました



私たちが食べ終わって外に出ると

列は更に倍近くなってた

5時頃はまだ早いかなって思ったけど正解だった



また寒い中手を繋いで街を歩く

甘いものいらないの?って彼が聞いてくる


駐車場までの途中にある珈琲屋さん

少し並んだらなんとか座れて

スイーツ食べながら温かい飲み物でホッとする


中華料理屋さんからのここへの流れは

もう何年も前からお決まりのコース


当たり前のように

行くこの感覚がほんとに楽で

それでいて楽しい


4日前からついこの前まで

嫌な気持ちで心が支配されていたのに

嘘みたいにやっぱり2人でいると楽しいなぁなんて思ってる私



スイーツ食べて落ち着いた後は

彼の家に帰宅

休日1日目 ギクシャクからの

手紙を書いてから

彼からそれについての反応なし


LINEは一日2往復程度の軽いのはあったけど

毎日必ずあった電話はなく

私も電話が掛かってきたとしても

心が閉ざされたままできっと無言になってしまう

彼もきっと気まずいんだろうな





そんな感じで

楽しみにしていた老舗ホテルへ行く日を迎える



朝の9時過ぎに

彼から起きてシャワー浴びたよとLINEあり

私はおはよと一言だけ返す

ちょっと冷たかったかな

だってまだいつものように接することできないんだもん



3時チェックインから逆算して

2時頃彼の家を出発すればいいから

私はお昼頃彼の家に行って

軽めのお昼ごはんを作って食べればいいかなって

自分の頭の中だけで考える




予定通り彼の家に昼頃着き

なんか気まずいまま私の作ったパスタを食べて

いつものようにお互いの荷物を

ひとつのキャリーバッグに詰め込み

なんともいえない他人行儀なままで出発



車の中では

手を繋ぐのは危ないので

運転中の彼の腕に私の腕を絡ませるスタイル

でも出来ない

いつものようにできないよー

会話もなんかギクシャク


きっと彼は私が普通に戻ってないから

そういうの気にして普通に出来ずにいる感じ



こんなんじゃせっかくのホテルが楽しめない

さすがに私もそれは嫌で

運転して貰って3分の1過ぎた辺りで

彼の腕に腕を絡ませた



ドライブ中

彼と触れ合ってる時の沈黙と

触れ合ってない時の沈黙

違う


触れ合っていれば別に会話がなくたって

会話を見つける努力をしなくったって

触れ合ってることで気持ちも寄り添ってるわけで


あーなんか楽になった




そんな感じでホテル到着

思った通りお部屋がとても素敵

私の誕生日の時に泊まったホテルが窓から見える

そしてキラキラ輝く海と

これから行く予定の水族館が見える



お部屋の写真を撮ったりしてると

すぐに水族館の予約の時間になり

急いでいつものように手を繋いで水族館へ歩いて向かう



新しくできたばかりの水族館

楽しい演出がたくさんあって見応えあった

2人で魚や動物を見て会話をしていると

楽しくてすっかりいつもの2人に戻った

水族館をプランに入れてて良かった



水族館を満喫して

その中にある小洒落たフードコートで夕ご飯

もうすっかりいつもの2人に戻ってるから

いつものように彼があーんと食べさせてくれるのをなんの迷いもなく口を開ける私



ごはんを食べ終わってもまだ7時過ぎ

百貨店はまだ開いてるから

ホテルで食べるデザートを買いに向かう



夕ごはんの時ワイン飲んだけど

ホテルの部屋でゆっくり飲みたいから

それに合うデザートも数品買って

部屋に戻って2人で二次会



ソファで夜景を観ながら

美味しいデザートをつまんで大満足



食べ終わると

ベッドでゆっくりしたくなった私


彼にお風呂入りたい

早くベッドでゴロゴロしたいとリクエスト



彼はすぐにバスタブにお湯を貯めてくれて

広いお風呂でこれまたいい気分



ダブルベッドはまたまた広過ぎて

真ん中でくっついて寝ようねってお約束


また何もないまま

私はドラマを観たくて

でもお酒が入ってるから

うとうとしてしまって全然観れてない


彼もYouTube観てたみたいだけど途中から寝てる



2人でうとうとした後

12時くらいに目が覚めて

それからベッドの中で話をしながら

ぎゅーしたりチューしたり

そんなイチャイチャはするけど

それ以上には発展せずに

2時くらいまで楽しんで就寝

もちろん約束通り2人くっついてね